有効かつ手軽な解消法は「トリプルフックのサイズアップ」です。
その時点で使っているフックより1サイズ大きいものへと交換してみてください。
これだけで掛かり・バラし共に改善される事が非常に多いのです。
そしてテクニックで言うと、ロッドのアクションとアクションの間で出るラインスラックを多めに、そしてアタリがあったら必ずしっかりフッキングというのが非常に重要となります。
ラインスラックを多くする事で、魚がルアーを吸い込む時の抵抗がほとんど無くなってスムーズに食い込めるようになり、今までより一段奥にフックが入り込むようになります。
フッキングに関しては、ロッドをシャクっている途中に食ってくるため、その力でフックは刺さっているように思いがちですが、実はそのほとんどがまだ浅掛かり。
このままでも運が良ければファイト中に刺さりますが、一たび頭を振られると簡単に針は外れ、場合によってはフックが伸びてしまいます。
それを防ぐためには、掛かったと思ってからもう一度しっかり追い合わせをするのが重要です。
その際、しっかりとした手ごたえがあればOKです。
またPEラインを使った釣りなので、ちょっとした事でラインテンションが抜けやすく、バラシの一因となります。
しかもワインドの場合、口に1フック掛かりがほとんど。
こういった時は慎重なファイト…ではなく、
- ドラグはやや緩めで
- ラインが出ていてもリールは巻き続ける
- ランディングは素早く行う
要はロッドワークで何とかしようとするより、リールを巻き続けた方が簡単かつ確実にラインテンションを保てるというわけです。